日経新聞の記事によると・・・
セブン―イレブン・ジャパンが子会社の米セブン―イレブン(テキサス州)に対して実施している株式の公開買い付けについて、米セブン―イレブン側が22 日、株主に対して買い付けの申し出を拒否するよう勧める、と発表した。米社の社外役員などで構成する特別委員会が、買い付け価格が安いと判断した。
まあ、IYGは既に70%超の議決権を持っているので、大勢には影響ないのでしょうが、この辺りに日米における大株主と少数株主との間の利益相反問題に対する意識の違いが見えるような気がします。
親会社によるgoing privateだからこそ、取締役としては少数株主への利益に対してより強い配慮を求められるわけで、少なくとも親会社の提示した価格に一度も異を唱えずに受諾するわけにはいかなかったということなんでしょうね。
日本でも今後MBOも増えていくのでしょうけど、この辺りの意識を高めていく必要がありそうな気がします。
なお、以下は参考リンクです。