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「法的議論の何たるか」を考えてみる


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Posted by 47th : | 14:13 | Foundations of Law

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トラックバック時刻: 2006年03月06日 15:49

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トラックバック時刻: 2006年03月08日 11:46

コメント

今回の件は、一旦入学を許可したのに、学校側から一方的に取り消したのが問題となったのでしょう。
私人間でも、契約を一方的に取り消すことが出来るとは思えませんが。

Posted by オオタ : 2006年03月06日 20:52

>オオタさん
もちろん契約の内容が明確であれば、実際の裁判では、単なる債務不履行の問題として処理することも可能です。
ただ、議論の問題としては、明確な契約上の義務違反の問題としてではなく、憲法上の権利の侵害の問題として処理することも可能なんですよね。
実際の裁判においても、単なる損害賠償(慰謝料)の話だけではなく、憲法上保護されている利益の侵害があ(り、金銭だけでは損害は填補されない)たという形で特定履行(実際に入学させる処分)を求めることも考えられるのではないかと思います。

Posted by 47th : 2006年03月07日 14:49

学校側が入学を許可した後でそれを取り消すケースと、学校側が親のことを理由にそもそも入学を許可しないケースは分けて考えた方が良いと思います。

今回の事実関係は前者ですが、ここでの議論は後者を前提にしているようですね。前者のケースでも損害賠償だけでなく、契約の強制履行は求めることができると思います。

前者のケースで学校側は、「錯誤無効」だとか「公共の福祉」などの議論を持ち出すでしょう。ただ、「私学だから生徒を選ぶ権利がある」という議論は持ち出しようがないと思います。

管理人さんはあえて後者のケースで議論をされようとしているのでしょうから、差し出がましいことを申し上げた点はご容赦ください。

ついでながら、民事法の目的は「私人間の紛争の解決」であり、とにかく喧嘩を止めさせることであり、その解決が「正義」に合致するかは2の次であると思います。解決が「正義」に合致するようにするのが、立法論、解釈論共通のテーマなのでしょうが、「正義」とは多様であり、永遠のテーマではないかと思います。

Posted by オオタ : 2006年03月07日 23:09

>オオタさん
元々、このエントリーは、小飼さんが「法の何たるかを分かっていない」という形で反対派の方の意見を憲法12条を根拠に批判されたことに対応して書いたものであり、例えば、裁判の行方を予想するような趣旨のものではありませんし、「裁判」と「正義」を同一視するものでもありません(むしろ、私自身は、そこから最も遠い立ち位置に立つ者です(多分))。
それを踏まえて、以下に引用する本文の最後の2つのパラグラフが何かのお答えになればと思います。
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というわけで、何れにせよ、本件では、私人間である以上、スタートポイントは入試要項や入学手続案内などの私人間でのルール(契約)において学校側の裁量権にどのような位置付けが与えられていたかというところであり(そもそも契約違反であれば、憲法論以前に債務不履行の問題であり、少なくとも損害賠償は与えられるべきことになります)、その先に、学校側の拒否事由にどれだけの合理性があるのかと、児童側にとって「その学校でなければならない」という合理性がどこまであるのかのバランスが問われなければならないでしょう。

その意味で、法律家からみると、「憲法12条」や「公共の福祉」は、学校側の考えを支持する相手方へのsilver bulletにはなり得ないと言わざるを得ません。結局、泥臭い、最後は価値観の違いや水掛け論になっていく議論をやっていくしかないわけです。こうした泥臭い線引きの積み重ねが、法的議論の実体であって、「法の何たるか」という原理原則(真理?)があれば、あらゆることがクリアーになるというものではないんですよね。

Posted by 47th : 2006年03月08日 01:06

 
法律・経済・時事ネタに関する「思いつき」を書き留めたものです。
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