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MR BIG/ MR BIG (1989)

American Hard Rockというジャンルで括ろうと思えば、あげるべきバンドはたくさんあるが、思い入れの深さという点でMR. BIGのことを話してみよう。 89年のハードロック小僧、とりわけギター小僧の話題といえば、"3B"と呼ばれた3つのスーパーバンド(BLUE MUDER, BADLANDS, MR. BIG)だった。 とりわけMR.BIGは、「ベースは裏方」という概念を根底から覆す凄まじいパフォーマンスで知られる唯一無比のベーシスト、Billy Sheehanとテクニックだけなら当時世界最高という評判のあったPaul Gilbertが手を組んだということで、誰もが超絶テクニックの応酬が繰り広げられることを期待していた


こうして注目を集めていたMR. BIGのデビュー作は、その期待を裏切らないベースのタッピングで幕を開ける。 そこに、余りにもピッキングの粒が揃いすぎて却ってスピード感を感じさせないギターのフレーズが絡む。 ・・・だが、MR.BIGをMR.BIGたらしめたのは、実は、当時ほとんど無名に近かったEric MartinのVocalだった。 ハスキーなちょっと甲高い声、緩急自在のリズム感に裏付けられたR&Bよりの歌唱力は、テクニックがどうのこうのを忘れさせる。 振り返ってみれば平凡な曲も多いが、①(Addicted to that Rush)にみられる超絶技巧とソウルフルなボーカルの融合は未だに追随を許さない。 思えば、MR.BIGのライブに足を運ぶとき、一番のお目当てはこの曲だった。 ライブでのお目当てといえば、Bonus Trackとして収録されたHumble Pieのカバーの⑪(30 Days in the Hole)も外せない。 アンコールで演奏されることの多かったこの曲のサビを途中から会場の全員にアカペラで歌わせる。歌い続けていれば、このままライブが終わらないんじゃないかと思って、一生懸命声を張り上げているとき、余計なことは全部忘れていられた・・・ 他にもバックのアルペジオが美しい⑨(Anything for You)、FREEを思わせるソウルフルな佳作⑦(Big Love)、スピード感のあるRockn' Rollの名曲⑩(Rockn' Roll Over)・・・今でも思い浮かべれば、ギターソロまで含めて全て反芻できる。 その後、MR. BIGはビルボード1位に輝いたTo Be With Youを収録した名作LEAN INTO ITを発表し、一つの頂点を極める。 その話は、また別の機会に。

Posted by 47th : | 08:23

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コメント

な、懐かし過ぎる・・・
なんか若かった頃のことが思い出されます。
ライブも行ったなぁ、そういえば。

Whitesnakeの方も懐かしいのですが、曲よりもPVに出ていた(後に結婚した)女性の、中学生には刺激的過ぎた踊りとかポーズの方を思い出してしまいます(笑)。30分に一回は流れていた気がしますね、当時は(なお、当時のMTVはずっと音楽PVだけ放送されていたんす)。

CD持ってきているのでしたら、貸してください!
ってコメント欄に書くことではありませんね(笑)

Posted by Giants&Pats : 2005年05月12日 11:38

ご存知でしょうけど、後に結婚したってのは、カバーデールと、です。なんかヘンな文章になっていたので念のため。

割とすぐに離婚したらしいですが(苦笑)

Posted by Giants&Pats : 2005年05月12日 11:40

知ってます。タウニー嬢ですね。
PCに落としてきたので、CD本体は持ってきてないです。

Posted by 47th : 2005年05月17日 17:42

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