今年はESPNでCLが放送されるということで、嬉しいことに火曜日と水曜日に2試合ずつ放送があったので、その雑感を。
PSV - Liverpool (0:0)
C組のトップ通過候補チーム同士の試合ということと、Liverpoolについては04/05CLの決勝でMilanがPKの末敗れた試合を見て以来、プレミアでは気になるチームになっているので楽しみにしていたのだが、とりあえずLiverpoolのスタメンはカップ戦メンバーで、GerrardもXavi AlonsoもLouis GarciaもCrouchもベンチ・スタート。
日曜日にChelsea戦を控えているという事情は分かるが、若干やり過ぎのような気もしない訳でもない。もっとも、こういう場合、控え組は控え組でモチベーションが高いこともあり得るし、前にはKuytとBellamyいるので、決定力では申し分ない。
しかし、始まってみると、やはり中盤のビルドアップがスムーズに行かない。
時たま、BellamyとKuytのコンビネーションで見せ場をつくるものの、単発で終わってしまう。
一方、PSVの方も、Liverpoolからの移籍組のKrokampが気合いの入りすぎなのかチグハグで、Farfan共々右サイドが殆ど機能しない。
たまに見せ場になるのは、Koneの突破だが、これもなかなか決定機にはつながらない。
・・・というわけで、何ともフラストレーションの溜まる展開のまま前半終了。
後半はジムで走りながら見ようと思ったら、ジムではESPN2が入らない。
まあ、いいやということで、ジムから戻ると後半も残り10分。
いつの間にかGerrardが入って、あわやというボレーシュートを打っているが、全体的には両チームとも低調なまま試合終了。
まあ、お互い勝ち点1をとって予定調和というところか、何かつまらないが。
Barcelona - Levski (5:0)
こっちはこっちでコメントのしようがないワンサイド・ゲーム。
Iniestaの1点目はラッキーな面もあるが、あとは、もう能力差としか言いようがない。
ただ、個人技でデフェンスをズタズタに切り裂くというスタイルがChelsea相手に通じるかは・・・まあ、こちらはお楽しみということで(ESPNでやってくれるかが問題だが)
Man Utd - Celtic (3:2)
代表を除けば、俊輔の試合を通して見るのは国立での壮行試合以来。
WCはコンディション的な問題も抱えたという話もあったので、クラブでの動きを見てみたかったわけだが・・・
まず、セット・プレイについては、同点ゴールとなった芸術的な直接FK以外にも、ピンポイントでゴール前の飛び出しに合わせてあわやという場面をつくったりということで素晴らしい。
また、ボールキープの技術やパスの正確性というテクニック面でもチームの中で最も安定していたし、後半残り15分は攻撃の起点として、Man Uのデフェンスを置き去りにするワンツーやゴール前への飛び出しも見せたという意味ではよかったのだが・・・それ以外の場面では、ほとんどボールを前に運べない。
サイドに張り出してボールを受けるところまではよくても、プレッシャーに負けてすぐにバックパスで戻し、逆にカウンターでスペースがある場面では持ちすぎてパスの出す先をなくしてしまう・・・WCで見られたのと同様の問題が、ここでも見られた。
あのセットプレイや時折見せる質の高いプレイは依然として魅力だが・・・70分の間、10人で戦う形になってもいいという「贅沢」は、やはり現在の日本代表では難しいような気がした。
で、全体的な試合としては、Celticの自陣でのミスも目立ったが、それを差し引いても、Man Uの地力が遙かに勝っていた印象。
キーパーのスーパーセーブがなければ、あと2点は入っていてもおかしくはないので、まあ、結果は妥当なところ。
Lyon - Real Madrid (2:0)
最終スコアこそ2点差で済んだが、試合内容的には、ほとんどワンサイド・ゲームと言ってもおかしくない。
何よりショックだったのは、CannavaroとEmersonのユーヴェ・コンビをとって補強したはずのDF陣が機能していなかったこと。
1点目はFredのスーパープレイなので仕方がないとしても、2点目のTiagoのショットをはじめDFがぼろぼろに切り裂かれる姿は、WCでの自信に満ちたCannavaroの姿を見ているだけに痛々しかった。
WCでピークに達したCannnavaroのフォームが戻っていないという見方もあるのかも知れないが、この崩れ方はCannnavaro一人のせいというよりも、コンビネーションの問題があると見た方がいいような気もする。
Cannavaroの存在感が際だっているために、DFのほころびも彼のミスのように見えてしまうが、逆にいうとCBでコンビを組むSergio Ramos、両SBブラジル人のデフェンスでの存在感のなさこそが守備崩壊の原因なのかも知れない。
じゃあ攻撃面は、といえば、Van Nistelrooyをはじめ皆チャンス・メイカー・タイプで、そのチャンスを決めるタレントがいない・・・って、日本代表と同じ?
Cassanoを前半で見切ってReyesを投入したのはいい判断だったが、試合の主導権を取り戻すには至らなかった。ともかく、攻撃もどことなく中途半端な印象で、昨年のユーヴェのようなソツのなさは見られない。
一方、Lyonは、Tiagoが中盤から時にはゴール前に飛び出して素晴らしい動きを見せていたし、WCでも大活躍だったMaloudaは上がり気味のCicinhoの裏側を幾度となくつき、そこに運動量豊富でボールコントロールに優れたFredが絡む動きは芸術的。
しかも、ファウルで止めようものなら、Juninhoの変幻自在のFKが来るんだから、文句のつけようがない。しかし、WCで川口がやられた無回転シュートを3度ぐらいはじいたCasillasはやはりお見事。
というわけで、まあ、グループリーグ落ちは流石にないだろうけど、いつエル・ビアンコが立ち直るのかも、一つの見どころかも知れない。


















