こちらも一応閉鎖ということで

表と同じく、こちらもしばらく閉鎖というか、コメント・TB受付中止ということで。

まあ、こちらの話題は元々殆どの人にとっては興味のないものなんで、表の復活の有無にかかわらず、帰国してしばらくぶりに対面したCDに感激して、予告なくフィル・ライノットマンセーとか戯言を書き連ねるかも知れないけど、全く未定なんで、全国10人ぐらい(推定)の読者の皆さんも余り期待しないように。

では、また。 


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ゾンビ議論

表ブログの話のサイド・ストーリーだけど、議論に負けない方法なんて実は簡単だ。

負けそうになったら論点をずらすというのは、ごく初歩的だが、それなりに効果がある。
論点ずらしだと反論されたら、また、そこから論点をずらすということを続けていると、何だか議論が続いているように見えるし、相手が専門家で権威を持っていると、外から見る限り、その専門家と対等にわたりあっているように見せることができる。

もう一つは、表ブログに書いた、絶対に相手に証明できない命題の立証責任を相手に押し付ける類の話だ。
これも結構効果的で、特に相手を一旦持ち上げて風呂敷を広げさせておいて、「そんなあなた(あるいはあなたが拠り所としている権威)なら勿論○○を証明するなんて簡単ですよね」とやるわけである。
で、相手が「それは自分の(あるいはその権威の)射程外だ」といえば、「何だ、そんな素人でも思いつくような疑問にも応えられないんですか?」とやって、相手やその背景にある権威をおとしめる。
もし、相手がくいついてきたら、次々に相手が疲弊して何もいってこなくなるまで無理難題を投げ続ける。
すると、ギャラリーからすると、何だか専門家を「言い負かした」かのように見えるわけだ。

もちろん、こういうテクニックは、判断者のリテラシーが高い場合には限界がある。
訴訟でも、裁判官にとって馴染みのある論点について、この手のだらだらした反論をやっていると、却って裁判所の心証は悪くなる。(逆に、裁判官が疎い話では、粘ってみる価値はあるわけだが(苦笑))

つまり、リテラシーの高い判定者を持たない議論では、こうしたゾンビ議論が可能で、往々にして、こうしたゾンビ議論では、一見の議論の勝ち負けは内容の当否ではなく、当事者のガッツ、というか執念深さとかプライドの高さ、それとこうしたゾンビ議論のレトリックを扱うちょっとばかりの知恵によるわけだ。

真っ当な議論をしたいと願う人間にとっては、こうしたゾンビ議論に付き合うことは疲弊するだけなので、何れは根負けして撤退する・・・そうすると、何だかゾンビ議論をしている人間が、専門家を言い負かしたヒーローのように見えてしまうわけで・・・

結論は、触らぬゾンビに祟り無しで放置するのが正しいんだろうね。

ただ、やっぱり余りにひどいことを言われていると、その誤解を解きたくなるわけで・・・その兼ね合いが難しいところだ。

 


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国立公園巡り Sep/06 (1):Overview

9月20日から6泊7日でGrand Teton National Park, Yellowstone National Park, Devils Tower National Monument, Mt. Rushmore National Memorial, Rocky Mountain National Parkを回った。

総行程 

まず、最初に今回の総経路を確認すると・・・


Day 1(290.0ml)  Denver Int'l Airport (CO) -> E-470 -> I-25 -> Casper (WY)
        Best Western Ramkota Hotel 泊

Day2 (325.2ml)  Casper(WY) -> US-20/US-26 -> Riverton -> US-26/US-287 -> Grand Teton NP -> US-191 -> Jackson (WY) -> Jenny Lake
        Jenny Lake Lodge 泊

Day3 (248.5ml)  Jenny Lake -> Yellowstone NP -> Old Faithful -> Norris -> Mammoth -> Roosevelt -> Mammoth -> Norris -> Canyon -> Lake Villege
       Leke Yellowstone Hotel & Cabins 泊

Day4 (259.1ml)  Jenny Lake -> Grand Teton NP -> Jackson (WY) -> Grand Tenton NP -> Yellowstone NP -> Old Faithful
       Old Faithful Inn 泊

Day5 (452.0ml)  Old Faithful -> Norris -> Canyon -> US-14/US-20 -> Cody -> US-14 -> Sheridan -> I90 -> Sundance
       Best Western Inn at Sundance 泊

Day6 (504.7ml)  Sundance -> Devils Tower NM -> WY-24 -> I90 -> Deadwood -> Mt. Rushmore NP -> Jwell Cave NP -> US-85 -> Douglas -> I-25 -> Fort Collins
      Best Western Kiva Inn 泊

Day7 (216.7ml)  Fort Collins -> Loveland -> Estes Park -> Rocky Mountain NP -> Grand Lake -> Rocky Mountain NP -> Estes Park -> Boulder
     Best Western Boulder Inn 泊

Day8 (39.1ml)  Boulder -> E-467 -> Denver Int'l Airport 

というわけで、この間の、総走行距離は2335.3マイル(約3736キロ)(※)・・・というわけで、これだけの距離になると相棒となるレンタカーの選択もかなり重要になってくる。


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Posted by 47th : | 22:34 | コメント (1) | トラックバック (0)

CL 06/07 Matchday 1 雑感

今年はESPNでCLが放送されるということで、嬉しいことに火曜日と水曜日に2試合ずつ放送があったので、その雑感を。

PSV - Liverpool (0:0)

C組のトップ通過候補チーム同士の試合ということと、Liverpoolについては04/05CLの決勝でMilanがPKの末敗れた試合を見て以来、プレミアでは気になるチームになっているので楽しみにしていたのだが、とりあえずLiverpoolのスタメンはカップ戦メンバーで、GerrardもXavi AlonsoもLouis GarciaもCrouchもベンチ・スタート。

日曜日にChelsea戦を控えているという事情は分かるが、若干やり過ぎのような気もしない訳でもない。もっとも、こういう場合、控え組は控え組でモチベーションが高いこともあり得るし、前にはKuytとBellamyいるので、決定力では申し分ない。

しかし、始まってみると、やはり中盤のビルドアップがスムーズに行かない。
時たま、BellamyとKuytのコンビネーションで見せ場をつくるものの、単発で終わってしまう。

一方、PSVの方も、Liverpoolからの移籍組のKrokampが気合いの入りすぎなのかチグハグで、Farfan共々右サイドが殆ど機能しない。
たまに見せ場になるのは、Koneの突破だが、これもなかなか決定機にはつながらない。

・・・というわけで、何ともフラストレーションの溜まる展開のまま前半終了。
後半はジムで走りながら見ようと思ったら、ジムではESPN2が入らない。
まあ、いいやということで、ジムから戻ると後半も残り10分。
いつの間にかGerrardが入って、あわやというボレーシュートを打っているが、全体的には両チームとも低調なまま試合終了。

まあ、お互い勝ち点1をとって予定調和というところか、何かつまらないが。

Barcelona - Levski (5:0)

こっちはこっちでコメントのしようがないワンサイド・ゲーム。
Iniestaの1点目はラッキーな面もあるが、あとは、もう能力差としか言いようがない。
ただ、個人技でデフェンスをズタズタに切り裂くというスタイルがChelsea相手に通じるかは・・・まあ、こちらはお楽しみということで(ESPNでやってくれるかが問題だが)

Man Utd - Celtic (3:2)

代表を除けば、俊輔の試合を通して見るのは国立での壮行試合以来。
WCはコンディション的な問題も抱えたという話もあったので、クラブでの動きを見てみたかったわけだが・・・

まず、セット・プレイについては、同点ゴールとなった芸術的な直接FK以外にも、ピンポイントでゴール前の飛び出しに合わせてあわやという場面をつくったりということで素晴らしい。
また、ボールキープの技術やパスの正確性というテクニック面でもチームの中で最も安定していたし、後半残り15分は攻撃の起点として、Man Uのデフェンスを置き去りにするワンツーやゴール前への飛び出しも見せたという意味ではよかったのだが・・・それ以外の場面では、ほとんどボールを前に運べない。
サイドに張り出してボールを受けるところまではよくても、プレッシャーに負けてすぐにバックパスで戻し、逆にカウンターでスペースがある場面では持ちすぎてパスの出す先をなくしてしまう・・・WCで見られたのと同様の問題が、ここでも見られた。

あのセットプレイや時折見せる質の高いプレイは依然として魅力だが・・・70分の間、10人で戦う形になってもいいという「贅沢」は、やはり現在の日本代表では難しいような気がした。

で、全体的な試合としては、Celticの自陣でのミスも目立ったが、それを差し引いても、Man Uの地力が遙かに勝っていた印象。
キーパーのスーパーセーブがなければ、あと2点は入っていてもおかしくはないので、まあ、結果は妥当なところ。

Lyon - Real Madrid (2:0)

最終スコアこそ2点差で済んだが、試合内容的には、ほとんどワンサイド・ゲームと言ってもおかしくない。

何よりショックだったのは、CannavaroとEmersonのユーヴェ・コンビをとって補強したはずのDF陣が機能していなかったこと。

1点目はFredのスーパープレイなので仕方がないとしても、2点目のTiagoのショットをはじめDFがぼろぼろに切り裂かれる姿は、WCでの自信に満ちたCannavaroの姿を見ているだけに痛々しかった。

WCでピークに達したCannnavaroのフォームが戻っていないという見方もあるのかも知れないが、この崩れ方はCannnavaro一人のせいというよりも、コンビネーションの問題があると見た方がいいような気もする。
Cannavaroの存在感が際だっているために、DFのほころびも彼のミスのように見えてしまうが、逆にいうとCBでコンビを組むSergio Ramos、両SBブラジル人のデフェンスでの存在感のなさこそが守備崩壊の原因なのかも知れない。

じゃあ攻撃面は、といえば、Van Nistelrooyをはじめ皆チャンス・メイカー・タイプで、そのチャンスを決めるタレントがいない・・・って、日本代表と同じ?

Cassanoを前半で見切ってReyesを投入したのはいい判断だったが、試合の主導権を取り戻すには至らなかった。ともかく、攻撃もどことなく中途半端な印象で、昨年のユーヴェのようなソツのなさは見られない。

一方、Lyonは、Tiagoが中盤から時にはゴール前に飛び出して素晴らしい動きを見せていたし、WCでも大活躍だったMaloudaは上がり気味のCicinhoの裏側を幾度となくつき、そこに運動量豊富でボールコントロールに優れたFredが絡む動きは芸術的。

しかも、ファウルで止めようものなら、Juninhoの変幻自在のFKが来るんだから、文句のつけようがない。しかし、WCで川口がやられた無回転シュートを3度ぐらいはじいたCasillasはやはりお見事。

というわけで、まあ、グループリーグ落ちは流石にないだろうけど、いつエル・ビアンコが立ち直るのかも、一つの見どころかも知れない。


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ASIA (Original Member) 9/8/06

Labor Day明けの金曜日、Times Squareに昨年できたNOKIA Theaterに足を運んだ目的は、オリジナル・メンバーで再結成したASIA

 残念ながらリアルタイムのオリジナルASIAは知らない。

はっきりとは覚えていないが、大学に入ってから中古盤屋で800円ぐらいで売られていたAlpha入手したのがきっかけだったような気がする。

ただ、当時は必ずしもFavoriteではなかった。

John Wettonは好きだったし、キング・クリムゾンの中でも、(1stは別格として)John Wetton在籍時が一番好きだし、UKもはまった。
ただ、ASIAは…どことなく中途半端な印象が強かった。

John Wettonのソロ・ライブは数回行ったが、Heat of the MomentやDon't Cryが演奏されれば盛り上がるが、それはどこか懐メロに対する愛着のようなところがあったし、どちらかといえば、Book of Saturdayの方が感激したものだ。

だから、オリジナル・メンバーのASIAがNYでライブをすると知ったときにも、「まあ、Carl PalmerとSteve Howeを見ておくのは悪くない」ぐらいのノリだった。

しかし、そんな不埒なノリは"Time Again"と"Wildest Dream"の2曲を聞いた時点で吹っ飛んだ。

ぼくは、ASIAについて二つの大きな思い違いをしていた。


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Posted by 47th : | 22:38 | コメント (0) | トラックバック (0)

(反)テロリズムと知的怠惰

内田樹の研究室:学習障害性ナショナリストを読む。

私が問題にしているのは、小泉純一郎個人のエモーションの純良さやその憂国の至情ではない。
どのような政治的効果をめざして、どのような政治的文脈の中でその行為を選択したのかについての「説明」だけを求めたのである。
もちろん、ある政治的行為を選んだ理由を決して説明しないということも一つの政治的行為である。そこまで含んでの政治的効果を狙っているということもありうる。
その場合は、「説明がなされない政治的行為」はなぜ説明がなされなかったのかについて考えなければならない。
それをずっと考えてきたのだけれど、小泉首相が東アジアとの外交関係を有利に展開するためにどのような深慮遠謀があったのか、ついに私にはわからないまま彼はその任期を終えようとしている。

ネットにあふれる小泉批判・賛美論の中で、もっとも納得感があったテキストはこれだと思うので引用するが、本題はむしろ以下の部分。

私は為政者が「ナショナリストのようにふるまう」ことはマヌーヴァーとしてしばしば有用であることを認める。
けれども為政者が「ナショナリストである」を喜ばない。
それは、ナショナリズムがほとんどの場合、知性の活動を低下させるからである。
若い人たちがナショナリズムに親和的になる理由の過半は、ナショナリストであることはそうでないことよりも政治的問題について考えるときの知的負荷が少ないからである。
(中略)
固有名詞や数値に詳しいのは(政治学者や社会学者の場合もそうだが)、スキームがもう出来上がっている人間の特徴である。
「容れ物」の外郭が固定されると、人間はトリヴィアルな情報をいくらでも詰め込むことができる。
どのような新しいデータが入力されても、スキームそのものが変化する可能性がないという見通しが立ったときに人間は異様に記憶力がよくなるのである。
(中略)
つまり、自分が現在その枠組みに基づいて世界を見ている枠組みそのものの有効性・妥当性を疑わせる情報を受容できないという無能力が、トリヴィアルな情報をためこみ、それを即時に取り出す卓抜な能力とトレードオフされているのである。
(中略)
もう一度繰り返すが、「ナショナリストのようにふるまうこと」はしばしば高度の知的緊張を要求する。だが、「ナショナリストであること」は特段の知的負荷を課さない。
特段の知的負荷を課さない知的活動を優先的に選択する知性は「あまり知性的ではない」と私は判断することにしている。
私は「マヌーヴァーとしてナショナリストのようにふるまう為政者」の狡知を愛するが、「本気でナショナリストである為政者」の知的怠惰は評価しない。

これを読んで「そうだよね」と思いながら、頭の中に浮かんだのは、ついさっき感じたBeckerとPosnerへの失望感のことだった。


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Posted by 47th : | 00:29 | コメント (2) | トラックバック (0)

知性の限界

BeckerPosnerが、先日発覚した航空機同時爆破テロ計画についてエントリーを書いているが、内容は、「テロとの戦いのためには、プロファイリングに基づくスクリーニングや自由が制限されるのもやむをえない」とか「諜報機関を強化しなくてはいけない」とか、およそそこら辺のアメリカのステレオタイプな政治家の言っているプロパガンダの域を出ない。

Posnerに至っては、何ら客観的な証拠を提示することなく、ビン・ラディンがパキスタンにいて、全ての糸を引いていると主張する始末。

世界の中でも相当高いところに位置する知性もまた、出自や偏見といった限界からは自由になれないということか・・・


Posted by 47th : | 20:30 | コメント (0) | トラックバック (1)

Y&T~おやじ健在

ちょっと前のことになるが、7月末におなじみBB KING BLUES CLUB & GRILLに、あのY&T(Wiki) が来るということで行ってきました。

実はY&Tの全盛期はリアルタイムでは聞いていない。勿論、存在は知っていたし、大学時代にYesterday & Today LiveとY&T Bestを中古盤で安くで入手して、ちらっと聞いていたが、当時は余りピンと来なかった。

その後、多分、修習時代にDave Meniketti Band のアルバムが出たときに、その泣きのギターにショックを受け、古いコレクションからY&TのCDを引っ張り出して、しばらくの間はY&TとDave Meniketti Bandばかり車で聞いていた。

実は、当日は8月頭にNYを去ってヨーロッパに行ってしまう友人たちと家族で食事会。
6時からなので、8時過ぎには終わるんじゃないの、と思っていたら、結構、長引き、結局それが終わったのは9時半頃。8時から多少遅れて、前座があると行っても、今からだと10時過ぎの到着だから、一瞬やめようかとも思ったが、アンコールの盛り上がりぐらいは味わえるだろうし、何と言っても、ここで見逃したらDave Menikettiは一生見られないかも知れないと思い直し、妻の多少冷たい視線を感じながら、BB Kingへ。なお、秋からロンドンに行くK君も、一度NYのライブハウスに行ってみたいということで、同伴。


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Posted by 47th : | 13:28 | コメント (0) | トラックバック (0)

6/13:謎の9番

いかん、と、思いつつ、今日も韓国-トーゴ戦とフランス-スイス戦を半分ずつ、ブラジル-クロアチア戦をフルで見てしまった。

韓国戦はちょこちょことしか見てないけど、日本と同じ時間帯で試合しているのに、アフリカ勢に走り負けないスタミナと気持ちの強さには脱帽。

フランス-スイス戦は前半だけだったが、あのハンドをとってもらえなかったのも、まあWCではよくある運のうち。それよりも、何だか全体的に枠に入れることを優先しているようなアンリのフィニッシュのせいでシュート本数ほどには印象がないのも正直なところ。

見るべきところのない試合だという意見もあったようだが、選手間の距離を詰めて縦も横もコンパクトにしてパスコースを増やして勝負するフランスとワイドに展開してエリアに放り込むスイスの戦術のコントラストは、結構面白かった。
こういうときは、ボールの周囲しか映さないテレビ観戦には不満が残る。
ただ、コンパクトを意識しすぎて、スイスが守りを固める時間を与えてしまったり、ジダンのプレーするスペースも狭くなってしまっていた印象があるのは否めない。
いくら素晴らしい戦術とタレントを揃えても、メリハリがないと、このレベルで得点につなげるのは難しいということか。

素晴らしいタレントといえば、ブラジルは、やはり見ていてわくわくする。
カカとロナウジーニョとアドリアーノにカフーとロベカルのオーバーラップって、サッカーゲームでも、ないっていう展開(笑)
ただ、何か9番のユニフォームをつけたぼてっとした腹の奴がピッチの真ん中をだらだらと歩いていたのを見たような気がするんだけど、あれは、何だったんだろう?幻かな?
だらだら歩いていたのに、何か途中でばてばての顔して23番と交代していたけど、何か日本戦でも、是非あの感じで頑張って欲しいものだ。

ただ、個々のタレントの凄さの限界も見せつけられたのは確か。
まあ、予選でのブラジルのチームとしての隙の多さは、しょうがないんだろうけど、ほとんど選手の個人能力だけで勝ったようなもので、コンビネーションが見 られたのは、カカ-カフーのミラン・ラインとロナウジーニョ-ロベカルのリーガ・ラインだけで、アドリアーノが全く機能していなかったのは印象的(まあ、 相方が悪すぎるというのは、差し引いてあげないといけないが)。
この感じであれば、カカとロナウジーニョ(特に前者)を徹底的にマークすれば、運次第では引き分けが狙えそうな気がしないわけでもない。

しかし、逆に、クロアチアの隙のなさは脱帽。
ブラジルの両サイドの裏を、かなり的確についていたし、2列目からの飛び込みもスピードがあった。守りでもエリア内でのブラジルの動きはほぼ完封。(もっとも、FW2枚のうち1枚は封じる間でもなかったというのはあるわけだが)
途中でニコ・コバチが退いたのに、組織に崩れは見られなかった。
カカの芸術的なゴールがなければ、結果はどうなっていたか分からない。

まあ、それでも個人の能力だけで勝ちきるのがブラジルのタレント・・・ただ、このサッカーを日本が目指したってどうにもならないでしょう>神様

というわけで、日本がクロアチアに対して勝ち点3をあげる可能性は限りなく薄いわけで・・・何か、こうなると日本戦までに決勝進出を確実にしたブラジルの気合いが抜けてしまうのを期待するしかないか・・・ただ、逆に、それで9番を休ませられたりしたら、困るんだよな・・・

まあ、その前に明日は、いよいよウクライナの登場。
ここまでミラン勢?は順調に活躍しているので、(チェルシーに行ってしまうが、)シェヴァの活躍に期待。
(スペインもちゃんと決勝リーグには残って欲しいんだけどね。)

 


Posted by 47th : | 17:32 | コメント (0) | トラックバック (1)

職業専門家の不在

ふぉーりんの方では、法律ネタと並んで経済ネタをよく扱っているわけだが、コメント・TBの傾向というのは両者で若干異なるところがあるような気がする。

本当に印象だけなのだが、法律ネタは(ライブドアのような社会ネタになってしまう部分は別として)議論のフレームワークは共有できるし、余りトンデモな意見は出てきにくい、か、出てきても余りにトンデモ過ぎてすぐに分かってしまう。
また、フレームワークの理解と知識のレベルというのは、大体において正比例していて、こちらの提示したフレームワークをきちんと理解してレスポンスしてくれる人は、個々の論点に対する理解や知識を有している。

これに対して経済ネタは、そもそもフレームワーク自体が一致しないことが多く、論理的に整理されていない形でともかく思いつきで勝負しているものが見られる(ような気がする)。あと、言葉の使い回しから知識はあると推察できる場合でもフレームワークの組み方や知識の組み合わせ方が洗練されていない場合もある。

これは、元々の出自が法律系だから読者層の違いがあるからかとも思ったのだが、bewaadさんのところや掲示板なんかを見ていると、そうとばかりは言えない気もする。(もっとも、法律系掲示板のレベルもよく分からないところがあるが)

これは何なんだろうなと、考えていてふと思ったのが、タイトルにあげた職業専門家の不在ということで・・・もちろん、経済学でもエコノミストという職業専門家はいるのだろうけど、弁護士や会計士のような資格をもって勝負する分野とは少し異なっていて、余り決まり事がない。
弁護士や会計士という職業は、まず現実に通用しているルールを「皆が理解するように理解」した上で、更に訴訟における主張や、あるいは財務諸表のように一定の「皆が使っているフォーマット」に載せることが求められる。個人的な意見や主張というのは、あくまでそれらを身につけた後の話でしかない。
これに対して、実務エコノミストというのは、こういう「型」はなく、よくも悪くも百家争鳴なように見える。
で、百家争鳴というのは、学者のように常人のン十倍も勉強で知識を身につけた上でやる分には生産的なのだが、学部レベルの知識の上で百家争鳴の議論をやり出すと収集がつかなくなる。まあ、これは経済学について学部レベルすらきちんとやっていない人間がいう話でもないんだが、法学でも学部レベルの知識をベースに「自説」や「独自体系」を振り回されても、全くお話にならないのと、これは同じ。

ただ、法学については、職業専門家が現に資格として存在し、そのために議論のフレームワークとかいう「型」の部分についても重要視されているし、実際に世間にはこうした共通のフレームワークを身につけた職業専門家がうじゃうじゃといる・・・この辺りが違いなのかなという気もする。

まあ、エコノミストの中でも実務での需要の高い為替とかファイナンスなんかはフレームワークのぶれが少なく見えるというのも、この辺りが原因かなと。で、アメリカでは、産業組織論やミクロ市場構造論についても政策立案や市場分析などで需要が高いんだけど、日本では学者以外の形態でこれを専門にして飯を食っていくのは難しそう・・・というわけで、この辺りになると、ネット上の議論はカオスの様相を呈するのかも知れない。まあ、そんなカオス状況だからこそ、ぼくも平気で経済ネタを実名でさらせるのかも知れないので、よしあしというところではあるんだが。

とりあえず、思いつきということで。 


Posted by 47th : | 12:05 | コメント (0) | トラックバック (0)

 
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