Outside Director Resume の全エントリー

裁判員制度≒社外取締役?

陪審制度は「合理的」?について、いろいろとコメントを頂いたのですが、その後で拝見したtoshiさんの裁判員制度(弁護士の視点から)やはいじゃんぷ@よろずもめごと論さんの裁判員制度を読んでいて、私が勝手に感じたのは「市民感覚」というのは「世論」とか「民意」とか、そんな大層な話ではなく、言い方は悪いのですが、「独善的な裁判官にお目付けをつけなあかん」という、もうちょっと世俗的な話なのかなという気がしてきました。
というのも、toshiさんは刑事裁判をやる中で「裁判官というのは、検察・警察の捜査手法を否定することに消極的だ」とか、はいじゃんぷさんは「公共事業等に絡む事件では裁判官は「お上」に配慮しすぎだ」という問題意識が根底にあって、これを直すには「市民の監視の目」が必要だということなのかと思ったので・・・私の勝手な誤解だったら、大変に申し訳ないのですが<(_ _)>(ちなみに、はいじゃんぷさんは、刑事事件については裁判員制度導入には否定的なので、その点にはご留意を)
こういう意味での「監視の目」とか「外部の視線」という意味なら、確かに何も法律の専門家でなくてもいいのかも知れません。逆に、そういう「法曹界の常識」に染まっていない人をきちんと説得できないと判決が書けないとした方が、小難しいテクニカル・ワードや法律家同士の阿吽の呼吸で何とかするという「ごまかし」が効かない分、いいところもあります・・・で、この構造って、何かなじみがあるなぁと思ったら、「社外取締役だよね、これ」という気がしてきました。


< 続きを読む >

Posted by 47th : | 13:15 | コメント (13) | トラックバック (5) | 関連エントリー (0) | Corporate Governance : Outside Director Resume

「社外取締役」は機能するのか?

パブコメのススメ(4)のコメント欄でbunさんとtoshiさんの社外取締役に対するやりとりが興味深く。
結局、ガバナンスの問題というのは、完璧を求めだすとつらいところがあるわけで、その中での選択ということになりますが、まずは前にちょっとブログで書いた過去記事を。

  1. 社外取締役と企業のガバナンス
  2. ニッポン企業のガバナンスと社外取締役

・・・で、その上で、今漠然と思っているのは、敵対的買収の局面のような経営陣の自己保身の問題が先鋭化する場面に限ってみれば、すぐに機能するかどうかはともかく直接的利害関係の薄い人に判断をしてもらうということは「最低限」で、その意味で社外取締役は必要なんじゃないかということと、いきなりうまく機能するということではなくて、経験を積みながら、少しずつリファインしていくしかないなじゃないかな、ということです。
特に、後者については、また別に書いてみたいと思っています。
・・・というわけで、コネタばかりですが、とりあえず今週分のフォローアップということで。


Posted by 47th : | 15:30 | コメント (1) | トラックバック (2) | 関連エントリー (0) | Corporate Governance : Outside Director Resume

 
法律・経済・時事ネタに関する「思いつき」を書き留めたものです。
このブログをご覧になる際の注意点や管理人の氏素性についてはAbout This Blogご覧下さい。