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アイルライドの学生、マンキュー先生にネタを投じるの巻


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Posted by 47th : | 16:21 | Law & Economics

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コメント

こういうネタは当然bunさんでしょう(^-^)。時間ですよ〜。

Posted by ろじゃあ : 2006年04月24日 18:10

最後のPSのところは,フランスがEU内でのanti-capitalismの筆頭の国であるのに対し,アイルランドがその対極だ,という背景知識だけでOKなように思いますが...

Posted by もりた : 2006年04月26日 07:11

私も、もりた先生のご指摘のように思ったのですが、手元のマウスパッドを見て、院時代の学友の顔を思い出しながら、気質かな?とも考えていました。

ブラッセルなどで売っているこのマウスパッド、
・フランス人のような規律正しい運転
(パリ市内の運転を見れば納得)
・アイルランド人のようにいつも素面
(アイリッシュウイスキーはどこでも有名)

と各国のステレオタイプが滑稽に描かれています。
考え過ぎかもしれませんが。

来月、EC competition lawとsocial market economyを標榜した憲法条約(ぽしゃりましたが)の関係について発表することになっていたので、とてもタイムリーでした。

Posted by 4thestate : 2006年04月26日 08:09

フランスは、英米の自由主義的な国家政策には時に感情的とも言えるほどの拒否反応を示しますから・・・先日のCPE法案のように雇用の流動化を推進する政策をとろうとすると、新自由主義だの市場原理主義だのと叩かれますし。

しかしながら昨年秋の郊外の若者による暴動や、CPE法案反対の大規模なデモを見ると、フランス流の福祉国家モデルの限界というか問題点が露呈してますから、それを皮肉ってるんでしょうね。

Posted by もろみ : 2006年04月26日 08:31

ろじゃあ殿直々のご指名とあらばいざNY助太刀いたす(笑)。

European Social Modelの定義と照らし合わせると、アメリカと同じ英語使いの国でアメリカの手先と疑われながら、かつ同時にフランスと同じ経済同盟にいるアイルランド人の彼の苦悩がよくうかがわれるんじゃないかと思いますよ。この定義がまたね、自信たっぷりなんです。長くなりますけど全文引用すると、European Trade Union Confederationいわく、

"The European Social Model is a vision of society that combines sustainable economic growth with ever-improving living and working conditions. This implies full employment, good quality jobs, equal opportunities, social protection for all, social inclusion, and involving citizens in the decisions that affect them. In the ETUC’s view, social dialogue, collective bargaining and workers’ protection are crucial factors in promoting innovation, productivity and competitiveness. This is what distinguishes Europe, where post-war social progress has matched economic growth, from the US model, where small numbers of individuals have benefited at the expense of the majority. Europe must continue to sustain this social model as an example for other countries around the world."

(出典は http://www.etuc.org/a/111 です。)

どうですかこの自信(笑)。ラフに要約すると、「アメリカと違って労働者との対話を重視しつつ持続的な成長を実現しみんながそれぞれの個人のために分配しあうことで(格差を広げないようにし)ヨーロッパは世界の他の国々のお手本になるのだ」とかいってまして、アメリカを「英文で」名指し批判しております(笑)。

で、このアイルランド人はそんなモデル(社会民主主義的で特に目新しいものではないですね。お題目の部類だと思います)を「最悪の悪夢」と酷評した上で、手をもみもみゴマすりすり、「是非とも先生が本を書いて、フランスに無料で大量配布してやって、奴らの目を覚まさせてやってくださいよ、あっしらフランスと同じ経済同盟にいることはいるんすが、アメリカの新自由主義の手先と疑われていて、何遍も何遍もあんなアホアホモデルに従わせようとするし、やりにくくて仕方がないんですわ」と、太鼓持ちしておられるのですね(笑)。編集者の王道をよくご存知の賢明な方とお見受けしました(笑)。

実際アイルランドから出たことがないというアイルランド人と話をすると、アメリカに対する見方は結構厳しいですよ。バカにしきっている。私は不幸にも(?)アメリカ式に各単語に比較的はっきりしたアクセントを入れたり、rの前の母音を強調した発音でしゃべる癖がついているので、アメリカシンパと頻繁に誤解されます。これがちと困りものなんですね。自己紹介の時にそうでないことをよくよく断らないといけなかったりして。「俺ってこんな話し方だけど、チェイニーだのラムズフェルドだのはキライだぜ。でも日本で聞ける英語のほとんどがアメリカ式だからさ、こうなっちまうのさ。これからあんたらで矯正してくれよ」という具合。あ、こういう語り口もアメリカ式か(笑)。

実際世界に出ていくときに、日本人はどこの英語の発音で行くべきかはこれまで以上に難しい問題になりつつあると思います。

長文失礼しました。

Posted by bun : 2006年04月26日 22:53

皆様>
ありがとうございます。実は恥をさらすと、私はイスタンブール以外、ヨーロッパ未踏で、各国の違いのイメージが何となくしか分かっていなかったので、色々とうかがって勉強になりました。
特に、bunさん、ありがとうございます^^
しかし、フランス、凄い自信ですね(笑)
これで、この前の学生暴動に対して、アメリカのエコノミストが軒並み冷ややかな視線を投げ、Posnerですら、「ありゃぁ文化だ」と匙を投げたわけが分かったような気がします。

Posted by 47th : 2006年04月27日 11:31

こんにちは。さしでがましいコメントに関わらず好意的に読んでくださって、お恥ずかしい限りです。

「文化」と言えば、数年前、日本に「スローフード」という言葉がひょいと入ってきましたね。ご存知の通り、1999年の8月に、フランスの「闘う正義のエコ戦士」ジョゼ・ボヴェ氏が、フランスのマクドナルドをアメリカの報復関税に対する報復として襲撃し、逮捕されたものの、トラクターで刑務所に行った、という事件がありました。この人物経歴、割愛しますが、フランス生え抜きかというとそうでもないのですよ。緑の党との関係も含めて注目しています。

以来、ということでしょうか(特に農業の分野でですが)米仏の確執が目につきますね。「効率」対「文化」の構図がはっきりしてきている。細かいところでは、NYのレストランをミシュランが既にある格付け本を無視して、全く独自に、かつ大変厳しく、格付けしたり、もっと細かいところでは、日本のNHKのフランス語講座でフランス人講師が「有機農法の訳語として、英語のオーガニックという言葉を使わないように。オーガニックという言葉は確かにフランス語にもあるが、意味が違う。正しくは、l'agriculture biologique」なんて真顔で力説してたりして(笑)。

こういう「外」の確執は日本は政治色を払拭して輸入しますね。マクドナルド対モスバーガーの穏やかなファースト・スロー代理戦争、って感じ。この辺の伝播の仕方は実に興味深かったです。

しかしながらアメリカには辛いことに、現に、特に衣食住の「文化」で、見事なまでに、見るべきモノがない(笑)。あれでは「効率」を重視していて賢明なのか、胸をはりつつ陰で苦手な「文化」から逃げまくっているのか、区別がつかない気がする。日本人女性にもフランス人女性にも、家事について一家言ある人で、マーサ・スチュウワートを尊敬する人はあまりいないように思いますし、ハリウッドセレブもレッドカーペットの上でドレスについて口にするのはフランスその他のブランド名ばかりだし、ドラマ"Sxx and the City"で主人公のキャリーがロシア人芸術家とのヨーロッパの伝統満載のおしゃれなデートを突如拒否し、ハンバーガー屋デートに連れていってほっとしてるし・・・

文化って各地の地理や歴史を効率的にで織り上げたものってところがあると思いますのでそれほど対立的な考え方とも思わないのでして、その土地ならではの合理性に裏付けられているんでないかと。何千キロも離れたところで、埋めようのない地理の違いをもとに喧嘩してもなあ、と思います。

地球上の気候がどこも完全に一緒だったら、グローバル化なんて善悪をケンケンガクガク論じるまでもなくもっと楽に実現してるかもなあと思います。

おいおいお恥ずかしいんとちゃうんかい、という長さで失礼しました。

Posted by bun : 2006年04月29日 21:07

>bunさん
変な検索にひっかからないよう伏せ字のお気遣いありがとうございます^^
私はハンバーガー屋以前に、あのフランス人のどこがいいのか分かりませんでした。じゃあ、Mr. Bigがいいかというと、そんなことはなく(あのBargerとかいうのは論外ですが)、結局、イタリア人(系?)のデザイナーが一番ましだったんじゃないかという結論です・・・と、本題と関係ない話題です(笑)
確かに米仏の愛憎というのは、NYにいても興味深いですね。本当はもうちょっと英米で確執があってもいいような気もすんですが、そうはならないんですよね。
ただ、フランス人との仕事は・・・以下自粛

Posted by 47th : 2006年04月29日 22:22

>伏せ字

私がスペルを間違える最後の単語ですからね(笑)。アイルランドの一般的な女の子とマクドゥーガル家のTreyの悪口言って盛り上がって下さい、って一体なんのtipsやら(笑)。

>ただ、フランス人との仕事は

私は一度だけ体験したことがあります。よくも悪くも「ムーディー」ですよね(笑)。"Get your axx outa bed!!!"とどやしつけようかと何度か思いました(笑)。

Posted by bun : 2006年04月30日 02:25

>bunさん

私の一緒にやった人々は、逆に異様に細かかったんですよね・・・
まあ、いい思い出ですが(笑)

Posted by 47th : 2006年05月01日 10:16

 
法律・経済・時事ネタに関する「思いつき」を書き留めたものです。
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