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貸金業者が売っているものは何なのか?


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Posted by 47th : | 02:16 | Law & Economics

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トラックバック時刻: 2006年05月25日 08:46

コメント

蛇足ながら。
沖縄で盛んな日掛け金融は、出資法の特例として確か54.75%の金利が認められていますね。回収員が毎日貸付先を回って回収するため、人件費が高いためです。本来は零細業者にしか貸付が出来ないのですが、利息制限法改正以降に増えた新規参入組の中には個人に貸し付ける所もあり、色々トラブルとなっているようです。実態を調べてみられると、利息制限解除後のシミュレーションの一つとして有効かも知れません。

Posted by な : 2006年04月22日 03:35

>なさん
アメリカでは似たようなものとして、Payday Loanというのがあります。こちらは手数料も含めた実質金利で見ると100%以上の実質金利になるのがざらのようです。
確かに、沖縄の事例が興味深いのは、事業者に限っているところですね。その状況であれば、消費者からの需要が出るのは、自然な流れのような気がします。

Posted by 47th : 2006年04月22日 08:32

はじめまして。
おっしゃるとおり、短期の資金提供に対する手数料的な部分が金利として年換算すると高利になるとしても、必ずしも暴利とはいえないと思います。

しかし、手数料的なものであれば、信用リスクに応じた金利という議論とは本質的に異なる話になると思いますし、融資期間に比例させる必然性もないのではないかと考えられます。借入期間が1か月なら年換算50%の金利(実額としては約4%)でも全然OKだとしても、借入期間が1年以上にもなったら、そのような年利で返済するのはやっぱり無理でしょう。法定利息超過分の法的有効性について訴訟になったのもそういう債務者であるわけで、給料あるいはボーナスの前借りの代用のような合理的利用をする顧客とは経済的に連続的なものとは言えない部分があるように思います。

その意味では、手数料的な部分は融資金額には比例させるが期間には比例させず、期間に比例させる部分は貸倒リスクで説明できる水準とするというのが、本来あるべきビジネスモデルということになるのではないかと思います。

うんと冷淡な言い方をしてしまうと、(ここでいう手数料的な部分は別にした上で)超高利でしか借入ができない債務者というのは、自己破産するのが経済学的には最も合理的なのではないかという気がします。そう考えると、そのような債務者は合理的存在とはいえないので、単純な需要供給曲線モデルによる経済学的議論の説明力が十分かどうかという点については一定の留保が必要であるようにも思えます。

Posted by MO : 2006年04月22日 10:10

>MOさん
コメントありがとうございます。
私も「給料あるいはボーナスの前借りの代用のような合理的利用をする顧客」がいる可能性は全く否定していないんですが、政策設計においては、それが個別のノイズに留まるのか、そのノイズがシステマティックに金融市場に歪みを与えていて、経済学による予測と異なる結果が生じているのかどうかということだろうと思います。
個々人の選好選択の余地を広げるということは、結果の分散はそれだけ大きくなるわけで、お小遣い制の方が支払不能に陥る可能性が低いのは当たり前ですよね。問題は、一般国民は自己管理ができないから、そうして選択肢を制限してやることで破産者の出ない状態にしてあげることが望ましい政策なのか、それとも選択の自由を与える中でその不可避の結果として出てくるばらつきを受け容れるか(その上で社会的なセーフティーネットの枠組みの政策立案をしていくのか)ということではないかと思っています。
要は、親が子供のお小遣いを1日単位でコントロールしてあげる世界より、1か月まとめて使うタイミングは自由に決めさせた上で、明日の遠足のおやつ代がなくなったと駆け込んできたら、きつく説教をしながらも遠足のおやつ分は別に渡してあげる世界の方が個人的には好きということなんでしょうね。

Posted by 47th : 2006年04月22日 19:03

はじめまして。いつも勉強させていただいております。この問題については、借地借家法のときのように法律家と経済学の議論がすれ違わず、噛み合った議論が行われると良いなと思っています。先生の議論はそういう点からも期待しています。
さて、本問題は上限金利を設けるかという点と設けるとしたら何%が良いかにわけられると思います。前者は理論的な問題、後者は実証的な問題になりますね。おそらく前者は、ゴリゴリのマネタリスト以外は反対はしないと思います。問題の本質は後者だと思うのですが、消費者金融に対する偏見?が影響したのか格差社会論のスケープゴートになったという印象があります。多くの人は普通に借りて普通に返済しているはずだから(システムとしては正常に機能しているのではないか)金利は現行制度とし別の規制を導入してはいけないの?という疑問があります。
個人的には1980年にプライムレートが9.5%だったことを考えると、100万以上15%はキツイかなと思います。
あと、金融庁の懇談会の吉野座長が個人的感想として、「委員に消費者金融関係者がおらず議論の中立性を欠いている」と指摘した点は気になります。

Posted by 初心者 : 2006年04月22日 21:33

>初心者さん
私がごりごりのマネタリストかどうかはともかくとして(笑)、ブログで議論しているうちに、上限金利規制は結局時点選好に対する規制の一態様ですから、消費者金融の金利だけ規制することは歪んだarbitrageを誘発してしまうだけなので、いっそ撤廃してもいいんじゃないかという方向に心が揺れています。
仮に設けるとしても、今の日本のフレキシブルな与信を全否定して、最低借入期間と最低借入金額を同時に設けるのでもない限りは出資法基準の40%が29%に下がったことにより中小消費者信用の供給が急激に閉じてしまったことからすれば、旧出資法基準は最低ラインだろうと思っています。

Posted by 47th : 2006年04月22日 22:32

こんにちは。関連する豆知識として、銀行の手数料の年利を計算してみました。

銀行から営業時間外に1万円を引き出したとき手数料105円を支払ったとすると、これを実質年利(初日不参入の片端入れ)で計算すると

383.3%

にもなります。銀行の預け入れ・引き出しをする人数は消費者金融の借り入れをする人数の比ではありませんから、本当においしいだろうなあと思います。うらやましいです。一方、29.5%の消費者金融から1万円を1日借りるときに支払う金利は8円で、実際、この差を理由に銀行から預金を引き出さず、消費者金融を利用する人がいます。

1万円を何日借りれば利息が105円になるかというと

13日

です。この計算から、いくらを1日借りれば利息が105円になるかがわかりますね。もちろん同じ「13」を使えばいいわけでして、

13万円

です。どう計算しても銀行の手数料というのは実に割の悪いものですね。

Posted by bun : 2006年10月01日 08:34

>bunさん
そうなんですよね。
銀行のATMって、結構、いい額になるんですよね。

>一方、29.5%の消費者金融から1万円を
>1日借りるときに支払う金利は8円で、実際、
>この差を理由に銀行から預金を引き出さず、
>消費者金融を利用する人がいます。

実は、私も昔、夜飲み代が足りなくなったときに、時間外営業の手数料を払うよりも、(消費者金融ではありませんが)クレジット・カードで短期ローンをする方が「得」な場合があるということで利用していたいことがありました(しかも、5日間以内に返すと金利がつかなかったりするんですよね(笑))。

Posted by 47th : 2006年10月01日 11:09

 
法律・経済・時事ネタに関する「思いつき」を書き留めたものです。
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