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腎臓売買容疑で強制捜査

腎臓売買容疑、患者ら2人逮捕 ドナーに金品 愛媛(asahi.com)

愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院(貞島博通院長)で05年9月にあった生体腎臓移植手術で臓器売買があった疑いが強まったとして、愛媛県警は1日、移植 を受けた水産会社役員山下鈴夫(59)=宇和島市中沢町1丁目=と同社の社長松下知子(59)=同=の両容疑者を臓器移植法違反(臓器売買等の禁止)の疑 いで逮捕した。
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調べによると、松下容疑者は腎臓病で人工透析を続けていた山下容疑者と内縁関係にあったが、昨年夏ごろ、200万円を借りていた松山市内の貸しビル業の女 性(59)に「臓器提供者(ドナー)になってくれたら、300万円を上乗せして渡す」などと再三、臓器売買に応じるよう要求。昨年9月に山下容疑者の左の 腎臓を摘出してドナーの腎臓を山下容疑者に移植する手術が成功した後、両容疑者は11月に現金30万円を、今年4月に新車(150万円相当)を提供した疑 いがもたれている。山下容疑者と女性は、事件前、面識がなく、親類でもなかったという。

電話で「腎臓売りたい」 売却先探す仲介者横行(asahi.com)

臓器売買が問題になるなかで、腎臓移植を待ち続ける患者らのもとには、「腎臓を売りたい」と持ちかける電話による違法な勧誘や、不審な仲介業者の案内などが相次いでいる。
大阪府内の約7000人の腎臓病患者でつくる「大阪腎臓病患者協議会」には、ここ2~3年、「腎臓を売りたい。買ってもらえるところを紹介してほしい」などの電話の問い合わせが年1、2件ほどある。主に男性からの連絡だという。
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同協議会によると、腎臓移植の希望登録者数は、1万1500人余り。心臓の90人、肝臓の120人と比べても格段に多い。一方、昨年の腎移植件数は約1000件。移植を10年以上も待っている人も多く、中には20年も待つ人もいるという。

移植を10年待っている人も多いという中で、単に臓器の売買は倫理的に許されないというだけでいいのだろうか?・・・この記事に触れて、そんな疑問を感じた方のために、ベッカー教授とポズナー判事のブログの議論を引用した、過去エントリーをご紹介いたします。

TB先、コメント欄の議論も合わせて、この問題について考えるよすがになれば幸いです。

 

 


Posted by 47th : | 13:02 | Law & Economics

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