ふぉーりん・あとにーの憂鬱

PM2:30ー
ブラジルvsメキシコ戦も生中継があったので、そのまま観戦。
ブラジルのスターティング・メンバーは目が眩むような豪華さ・・・アドリアーノ、ロッビーニョ、ロナウジーニョ、カカ、エメルソンって、ふざけているとしか思えない。
実際、序盤は圧倒的にせめまくる。ロッビーニョやロナウジーニョも決定機を外しても、笑っているぐらい・・・が、この二人の余裕が、そのままカナリア軍団の苦戦を招く。
っていうか、アドリアーノは、何でこうも相方に恵まれないんだろう？
ペナルティ・エリア前で相手DFが体制を固めるまで好き勝手ドリブルするロッビーニョには、セリエA最強のストライカーを活かそうという気持ちはまるでなし。
ロナウジーニョも持ちすぎ。MILANISTAとしてカカびいきになるのはしょうがないかも知れないけど、カカはさすが鍛えられていて、決してボールを持ちすぎず、必要なときにはシンプルなプレイに徹するのだが、いかんせん後の連中が持ちすぎ。そのくせ、余裕こいているから、手に負えない。
後半、ロッビーニョを下げたのはともかく、カカとエメルソンを替えたのは不可解なところ・・・まあ、一番聞き分けのいいところを避けたという見方ができなくもないが・・・
守りはといえば、不可解なPKやり直しで首の皮1枚つながったのに、前半の半ば以降、ボールを持ったら左サイドに走り込むメキシコのオートマチックなパターンを最後まで全く捕まえることができない。
で、最後はセットプレイから鮮やかに決められるし・・・あれはDITAでも止められないでしょう・・・っていうか、ホッキ・ジュニオールのミスっぽい感じもあり。(その前もPKのイエローとられてるし)
まあ、ブラジルは02W杯でも予選では個々人勝手にやっていて動きが悪かったから、試合を重ねてコンビネーションをつくっていくというチームと言えばそこまでだけど・・・後半途中からは、完全にメキシコにペースを握られていて、王者の貫禄はなし。
これで、メキシコは勝ち抜け。但し、ブラジルは初戦を3-0で勝っているので、日本にとっては、もうブラジルに勝つしか決勝進出の道はないことに。
もっとも、日本の苦手とする目のさめるようなサイドからの速攻というのはないし、アドリアーノを除けば体格で圧倒するチームでもないし、今回のメキシコのような組織的な突破には意外なもろさを見せるので、きちんと対策を練れば意外な金星も・・・川口とかオリンピックでの金星メンバーもいることだし、ここは一つ期待しましょう。

PM4:30-
パインハーストで行われているUSオープン最終日。
っていうか、このコース・セッティングは異常なほど難しい・・・世界ランク１ケタ台の選手が80近くを叩くコースというのは異常・・・ただし、ツキで左右されるような難しさではないところが救い。
マスターズもそうだったけど、タイガーのショットが凄まじい・・・が、いかんせんパットが・・・
ハーフ終わる辺りで、プレーオフラインを＋1と読んだんだけど、タイガーが17番ショート、バーディーチャンスから3パットのボギーとしてしまったところで万事休す。
優勝したMキャンベルは、最終18番も含めてトラブルショットやアプローチが抜群。で、パットでミスがないので、この難コースでもスコアが崩れない。
ただ、18番のときに3打差ではなく2打差だったら、また結果が違ったような気もするのが、少しもったいなかった。

・・・ということで、ひたすらテレビでスポーツ観戦に徹した日曜日でした。