Introducution
ようこそ「ふぉーりん・あとにーの憂鬱」へ。
このブログは、元々2004年10月から、New Yorkの法律事務所で外国弁護士(foreign attorney)として働いている中で、法律・経済・その他時事ネタについて思いついたことを書き留めるために始めたものです。2005年8月以降は、New York University School of LawでLLMとして留学中です。
当初はドリコム・ブログで運用していたのですが、諸般の考慮により、2005年5月からサーバーをレンタルして、現在のサイトでの運用をスタートしました。(旧サイトはこちらからどうぞ)
これとは別に、法律・経済・時事ネタ以外のNYでの生活に関しては"From 47th Street"、趣味の(ちょっと)マニアックなCDコレクションについては"Vinyl Review"も運営中です。こちらのは滞りがちですが、よければ覗いてみてください。
ちょっとした「お約束」(Disclaimer)
このブログは、日々の私の「思いつき」を書き留めたものです。ですので、以下の点には、どうかご注意ください。(以下の項目については、随時追加変更があり得ます)
- 「思いつき」は「思いつき」に過ぎません。ですので、しばしば予告なく変更されることがあります。「前言っていたことと違うじゃん」という指摘は甘んじて受けますが、「責任とれ」といわれても困っちゃったりします。
- このブログに書かれたことは、当たり前ですが、全て私の「個人的」な見方であって、私の所属する法律事務所とか団体とか、秘密結社?とは何ら関係がありません。このブログにお馬鹿なことや偏ったことが書かれていたとしても、それは極私的なものです。
- このブログは、私の守秘義務を中核とする私の職業上の義務に触れない範囲で書いているものです・・・ので、たまに歯切れが悪いことがありますが、そのあたりはお察しを。
- このブログは、投資の推奨又は勧誘を目的とするものではありません。また、ここに書いたことは私の「思いつき」であって、記載内容の正確性・真実性・最終性・確定性について、何らの保証や約束をするものではありません。また、このサイトの記載を信頼したことによって生じた損害等については一切責任は負えません。
- このブログに関する知的財産権の利用については、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに準拠します(本ページ右下「ライセンス」欄参照)。とはいえ、学術論文への引用等は(まあ、こんなんするわけないと思いますが)、避けていただくか、一言お声をかけて頂ければ幸いです。
- コメント、トラックバックはご自由ですが、管理人の判断において削除させて頂くこともあります。削除の判断に際しては、独立第三者の意見を参照したり、総会(何の?)の承認をとったり、客観的要件を設定したりはせず、もっぱら自己保身のために用いることもあるのでご了承ください。
プロフィールなど
Who are you?
実社会での名前(Ryutaro Nakayama)も持っていますが、ブログでは「47th」という呼び名を使っています。これは、NYでの住処がたまたま47丁目だったからなのですが、"th"の発音が厄介というご意見もありますので、そういう場合、適宜"th"を省略して頂くか、「47番」と日本語風に読み替えて頂くか、「くらげす」とか「たこす」みたいな感じで「よんじゅうななす」と読んでいただいても結構・・・だと、思います・・・多分。
何やってたの?
1999年から弁護士をやっていて、主な活動分野は・・・実は、結構いろいろやっていますが、まあ、やっぱりM&Aがらみが多く、比較的有名どころでいうと、みずほFGの設立・再編(再々編)、エニックス・スクウェアの統合、コニカ・ミノルタの統合、産業再生機構による三井鉱山支援、第百生命の破綻処理とかですね。あと、昨年12月に最高裁で逆転勝訴した興銀税務訴訟なんていうのも弁護士になったときからやってました。
でも、弁護士になる前の司法修習時代に一生懸命だったのは消費者事件だったりして、ココ山岡事件の全国弁護団会議やクレサラ事件全国大会に連れていってもらったものです。
紙媒体
弁護士になる前も含めて、紙媒体の出版物もそれなりに書いていたりします。今も書きかけのものがありますが、とりあえず既発表のところでいうと・・・
- 単行本
- 神田秀樹=武井一浩編『新しい株式制度』(有斐閣 2002年)[第5章(種類株式制度の弾力化)担当]
- 西村総合法律事務所編『ファイナンス法大全』(商事法務 2003年)[第6章(金融機関規制法)担当]
- 武井一浩=太田洋=中山龍太郎編著『企業買収防衛戦略』(商事法務 2004年)
- 『ゼミナール会社法現代化』(商事法務 2004年)
- 太田洋=中山龍太郎編著『敵対的M&A対応の最先端~その理論と実務~』(商事法務 2005年)
- 論文
- 「株式投資に失敗した取締役の責任-日本サンライズ事件」ジュリスト1092号(1996年)122頁
- 「不実登記の効力」現代裁判法大系16〔商法総則・商行為〕27頁(新日本法規出版1999年)(共著)
- "Revising the Japanese Corporate Division System" Asia Pacific Forum Newsletter Vol.7, No.2.(1999)(co-author)
- 「事後設立と法人税法51条1項」税研88号(1999年)78頁(共著)
- 「企業組織再編手続の合理化」企業会計54巻8号(2002年)44頁
- 「種類株式制度の弾力化」金融法務事情1650号(2002年)16頁
- 「ポイズン・ピル、投票、そして教授達―再論(上)(中)(下)」商事法務1641号70頁、1643号26頁、1644号23頁(2002年)(共著)
- 「米国におけるポイズン・ピルの『進化』とその最新実務(上)(下)」商事法務1653号4頁、1662号20頁(2003年)(共著)
- 「日本版ポイズン・ピルの法的課題」落合教授還暦記念論文集所収(商事法務2004年)