「優しい経済学」で頭の体操 [ 2005年10月25日 ]
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Posted by 47th : | 12:04 | Law & Economics
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トラックバック時刻: 2005年10月25日 16:54
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コメント
I would say:「のどが渇いて死にそうだけれどコップ一杯の水に対しては一〇円しか払えないという貧しい人よりも、二日酔いで頭が痛いので一〇〇〇円払ってもよいという金持ちのほうが市場では優先されます。それがイヤだという人が,買主の背景事情まで調べた上で(ある基準で)特定の人に売らなければいけない,というルールを導入しました。そうしたら,売主が調べている間に水は蒸発してなくなってしまい,貧しい人も金持ちも,水が飲めなくなってしまいました。」
Posted by もりた : 2005年10月25日 12:16
>もりたさん
反応はやすぎ(笑)。
さらに、A lawyer would say:「のどが渇いて・・・(中略)・・・水が蒸発する前に短期間で背景事情を調べた結果、「貧しい」人に水を売ったところ、数日後に、その「貧しい」人が、バミューダのエンティティを通じた財産隠匿で多額の追徴課税をくらいました」とか。
Posted by 47th : 2005年10月25日 12:36
もう一つeconっぽい(笑)バージョンを追加。
元の設定のままで「というわけで,100円で貧しい人に水を売りました。貧しい人は,お金持ちに1000円でその水を売って,500円のオレンジジュースを2本買いました。」
それなら,最初っから,その貧しい人にお金を直接渡せば? というやつですね。この辺は,こういうarbitrageも含めて,ECONの啓蒙書にいろいろと例が出てます。
Posted by もりた : 2005年10月25日 12:42
こんばんは。ご指摘ごもっともです。
加えて最初の話は
1)市場取引と相対取引を巧妙に混ぜた話にしてあって
不快感をさそう作りになっています。
「金持ちが優先される」とあるが
市場で取り引きされれば具体的に誰に渡ったかは
わからないので「あの野郎」(笑)とは思いにくい。
2)水のように生命にかかわる物質を
コップ一杯しか供給できないなどという
相当に危機的な状況を自ら仮定しておきながら
(そんな状況で取引も何もあったもんでは
ありませんね。市場取引の発達には
相当の社会的な蓄積が必要です)
その仮定のヤバさすらを
市場メカニズムのせいにしている。
とまあ初めから価格メカニズムに対する敵対的な誘導の意図が感じられますね。確かに欠点だらけなんですが、私はこんなに簡単で安価でありながらこれほど有効(パレート最適)な仕組みになってる凄さの方を重視します。日常的なものは軽蔑されやすいですが現代哲学の顰みにならえば今このように世界があること自体凄いことです。
Posted by bun : 2005年10月26日 11:01
「というわけで 1000 円でお金持ちに水を売りましたが、金持ちは貧乏人を可哀想に思ったので代わりに 10 円でビールを売りました。これが縁で貧乏人も金持ちも水が少ないのはダメだと意気投合し海水を真水に変える装置を開発してしこたま儲けました。そして水の売り主は値段の暴落に悩まされたのでした。」
高橋先生の文章はちゃんと読んでいませんが、納得させるために使う簡単な比喩にはちゃんとした整理と分析が背後に欲しいと言うのは贅沢なんでしょうか。
Posted by 小僧 : 2005年10月26日 12:11
>bunさん、小僧さん
なにぶん、著書の一部の引用部分だけなので、これだけで高橋教授のスタンスの全てを判断するというのは明らかにフェアではないとは思っています。
とはいえ、こうした人間の素朴な心情に訴えかけるレトリックは、往々にして人を惹きつけるので、やっぱり、そのレトリックの背後にあるものは、きちんと見ないといけないし、むしろ、そうした情緒的なレトリックに騙されないような冷静な目を与えてくれるのが学問であるべきなんじゃないかなと思います。
特にbunさんの仰るように価格メカニズムというのは、うまく使えば、極めて強力ですし・・・そういえば、価格メカニズムの発想は、超強力なスパコンよりもネットでつながったパソコンの方が凄いという意味でインターネット的なのかも知れませんね。これは余談ですけど。
Posted by 47th : 2005年10月26日 14:31
こんばんは。昨夜はコメント、ありがとうございました。
この高橋先生の一例を読んで、真っ先に思ったことは「市場の原理」と「民営化」は同列かな・・・という、47thさんの追記で書かれているところの疑問です。経済学についてはまったくの素人ですが、10円を出す人より1000円出す人を優先するのが市場の原理だとしても、民営化というのは、取引費用を抜きにしては語れないと思いますが。つまり、貧乏な人が10円出すところで、金持ちが5円出すといえば、大阪商人である私なら5円出す金持ちに売るかもしれませんね。買い手側の情報を得られれば、これも(長い目でみた)民営化の一部だと信じて疑っておりません。(笑)こういった買い手側の情報をまったく抜きにしてしまう話だと、そもそも問題の提起すらできないことになってしまって、「起こりうる可能性自体が問題」ならば、そりゃどんな社会保障だって、情緒的に「不公平」を感じる事態はなくならないと思います。
高橋先生への印象を、この短文だけで判断することが不適切であるのと同様に、この「喜八ログ」さんのほかのエントリー、なかなかおもしろいですね!このエントリーだけで判断すると、とんでもないことになるほど、ブロガーとしての感性に驚嘆いたしました。
Posted by toshi : 2005年10月27日 07:24
>価格メカニズムの発想は、超強力なスパコンよりもネットでつながったパソコンの方が凄いという意味でインターネット的なのかも知れませんね。これは余談ですけど
おっしゃる通りで、ある程度抽象化してやれば話は全く同じであると言っていいと思います。
内田樹「街場のアメリカ論」でも指摘されておりましたが、インターネットが生まれるためには、物理的な装置としてのみならず思想的な意味で「パソコン」が必要だったと思います。超強力な少数のスパコンのままだったらインターネットはありませんので、「パソコン」というモノないし概念・思想の発明に「インターネット」の概念・思想も既に含まれており、「アップル」が生まれたときにインターネットは既に予定されていたと言えると思います。
toshiさんもご指摘の通り、政治権力の民主化・コンピュータのパソコン化・価格競争の完全競争化・・・どれもアメリカのお家芸ですね。しかしまたスキもたくさんありますね(笑)。仕事仕事(笑)。
Posted by bun : 2005年10月27日 22:29