頑張れ、ネドヴェド [ 2006年06月12日 ]
先週、快調なペースで更新していたのがパタンとやんで、どうしたんだろうと訝しんでいる読者の方が若干名いたかも知れませんが、かのドイツの地で4年に1度のイベントが始まったのとは偶然の一致、ではなく、1日1試合と決めていたのに、開幕だから、いや、週末だから、と何だかんだ理由をつけて、結局、昨日まで5試合フルで見てしまって、勉強時間の埋め合わせに追われてブログの更新どころではなくなってしまったからです。
ピーター・クラウチの不発ぶりとか、トリニダード=ドバゴの健闘ぶりとか、ドログバの孤軍奮闘ぶりとか、ろっぺん、ろっぺんとか早くも見所が多かったんですが、さすがに今朝の日本戦は何か胸の高鳴りが違ったわけですが、結果は、皆さんご存じのとおりということで、私が何か語るまでもなく、明日の職場では日本国民総出で敗因分析が行われると思うんですが、何か個人的には去年のCLの決勝を思い出してしまいました。
わざわざイスタンブールまで飛んで、ロッソネーロのユニフォームに身を包んで、前半大量リードで余裕をこいていたら、後半、わずか10分程度の間に立て続けの3失点。寒さに凍えながらさっさとスタジアムを後にする背中でうち上がる花火・・・
もちろん、技術的なレベルでは似ているところはどこにもなかったんですが、あのときのラファ・ベニテスとカルロ・アンチェロッティの対照さが、今日のヒディングとジーコに重なったりしました。
まあ、こうなったら、それはそれでしょうがないんで、ある意味、背水の陣でクロアチアに臨んで奇跡を起こすことを期待するしかありません(それにしても3点目は余計だけど)。
ところで、こちらでの中継は勿論アメリカのレポーターと解説者がやっているんですが、全般的にオーストラリアびいきなのは許すとして、身びいきもいい加減にしろ、と思ったのは、「USAがグループFだったら、間違いなくブラジルに次いで2位通過できるのに」とかぬかしていて、ひっくり返りそうになったことです。
というわけで、もうすぐ始まるチェコ-USA戦に向けて、珍しくアメリカは大盛り上がりで、ブッシュまでコーチに電話したりしているようですが、WBCに続いて、是非アメリカにも悪夢を見て欲しいものです。ネドヴェド頼むよ。
さて、そんなわけで更新が滞りがちになりそうないい加減な運営のブログですが、本当は、(現状議論は膠着状態なので、あんまり面白くないんですが)インサイダー規制の政策論の話でもしようかと思ったんですが、池田信夫さんのブログを見ていたら、テーマの生々しさから、感情面でスタックしてしまっているところがあるようなので、こちらは何れということで。
そもそも政策論としてのインサイダー規制のあり方を、立法・行政(金融庁・証券取引等監視委員会)・司法が、どういう形で役割分担するかというところについてのコンセンサスの欠如が、いろんなことの背景にあるような気もしますし。
経済学的な議論の中では、(ミルトン・)フリードマンの発言がビッグネームということで注目しているようですが、池田さんのブログのコメント欄にある内容の範囲では、いくら何でもあれではプリミティブではないかと思います。
インサイダー規制の政策論は、アメリカではもう20年以上議論されてきていて、未だに決着を見ていない(膠着状態にある)論点の一つで、アメリカでは学部レベルの会社法の授業でも触れるというところで、彼我の差を感じるところもあります。
とりあえず、その辺りに興味を持っている方は、(個人的にここでの結論の方向性に賛成するかは別問題ですが)「会社法の経済学」第11章辺りをご覧になると宜しいかと。
では、チェコ-USA戦が始まりますので、この辺りで(・・・勉強がぁ・・・(><))
(ヤン・コラーの絵に描いたようなヘッドで、まずはチェコ先取。よく見ると、ヤンクロスキーも出てるんで、ミラニスタとしては悪魔の左足に期待しましょう)
Posted by 47th : | 11:58
| Sports
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骨董通りのラボエム(意外と穴場)で悪夢を見ました。そろそろ勝ちを意識して、自席から移動してフロアで見ている人々に合流したところで・・・。100数名の悲鳴とため息が耳から離れません。47thさんの呪いは効いているようで、今チェコが3点目を入れました。
Posted by taka-mojito : 2006年06月12日 13:35
インサイダー取引の政策論は古くて新しい問題というところなんですかね。初めて議論を聞いたときは正直びっくりしましたが、なるほどと思う面もありました。感覚的には経済学者の標準的な見解とまでいえるかどうかは疑問があるような気もしますけど。忙しくないとはいえ、一応出勤しないといけない身分なのでW杯みるのに四苦八苦です(笑)。日本戦だけはなんとか見てましたけど平日のカードは厳しいですね。決勝ラウンド開始前に研修終えちゃおうかな。
Posted by neon98 : 2006年06月12日 17:49
こんにちは。
>「USAがグループFだったら、間違いなくブラジルに次いで2位通過できるのに」
言ってくれてますね。日本人が聞いてると思っていないんですね。別途大会を開いて、彼らの言い分が正しいかどうかを確かめてみたいものです。大会名は、"World Football Classics"にしましょう(笑)。
Bring it on!!!
Posted by bun : 2006年06月12日 20:21
結局チェコ-USA戦は3-0でチェコの勝ちでしたが、アメリカの様子はどうですか?w
Posted by Baatarism : 2006年06月12日 22:20
えっ、スミマセン、結構な基本だったのかもしれないのですが、ミラニスタだったんですか!!! 実は私インテリスタでして、報われることのないこと8年ほどに・・・。といってもインテル>ミラン>>>>>ユーベなのでミランに敵対心はないのですが(嫉妬心はあります(笑))
アメリカは今大会初の一方的敗戦でしたねぇ~。なぜかすっきりしました。
Posted by そらまめRRZ : 2006年06月12日 22:58
初めまして、いつも勉強させて頂いております。
初めてコメントできそうな話題でしたので、恐れ多くも書き込ませて頂きます。
日本のメディアしか接していないので、海外ではどう捉えられているか不明なのですが、
野球のアメリカ代表とサッカーのアメリカ代表ではイメージが異なる気がしています。
野球では「世界最強と思い込んでいる」「横暴(言い過ぎ?」なイメージがありますが、
サッカーでは、「地味ながらも良質な組織的サッカーをする」イメージを持っています。
前回のワールドカップでそんなアメリカ代表に魅せられて、そこから監督も変わらずに、
(しょっちゅう首切られるサッカーの監督業で8年間の指揮を執るのは珍しい)
より完成度が高くなっているであろうという期待を持って(メキシコや日本とともに)、
アメリカを応援していました。
なので、チェコ戦でボロ負けしたのはちょっとショックでした(チェコも好きですが)。
そんな捉え方をしている(国で見ずにチーム単位で見る)人もたまにはいたりします。。
Posted by DE : 2006年06月12日 23:10
僕もイスタンブールの10分間を思い出しました。まだ気持ち整理つかずブログを彷徨してます...
救いは、あの時や2002年日本-トルコ戦とは違って、まだ次があることですね。もう一度切り替えて、次に気持ちを向けていきたいと思います。
チェコの試合は、傷心で見ていてとてもスカッとさせて貰いました。(某国解説者の発言は知りませんでしたが..どーでもいいです。むしろ「うぬぼれや油断大敵」ということで他山の石に~~)オランダとチェコの絡む試合はとても面白いので、EURO2004のようにぜひ上まで勝ち進んで欲しいです。
(しかし、2004でも活躍していたロッベンがまだ23歳・・・もう30歳くらいと勘違いしてました^^;)
Posted by vabo : 2006年06月12日 23:27
>taka-mojitoさん
一人で朝見ていてもツライのに、みんなで夜だともっとつらそうですねぇ・・・
>neon98さん
私も、朝の試合は見られるのですが、平日午後は例のアレでリアルタイムは難しいんですが、イタリア戦はネットからの情報を遮断して、ビデオで見ました^^
>bunさん、Battarismさん
WBCがあれだったからということもないんでしょうが、戦前の扱い方は、FIFAランキングが5位というのが妙に強調されたり、ヨーロッパや南米の強豪国と同じレベルにあるような意識が垣間見られる発言が多かったんですが、WCの洗礼にあったというところでしょうか。
>DEさん
大人気ない発言で申し訳ありません
私もチームとしてのUSAは嫌いではなかったのですが、やはりWCではナショナリズムからは逃れられず、つい、こんなエントリーを。
ただ、このエントリーを書いたときには、もっといい勝負になるんじゃないかと思っていたんですが・・・
テクニックで上回る相手をフィジカルとチーム戦術で圧倒するのが持ち味というのがUSAのイメージだったんですが、前半しか見ていませんが、完全にチェコにコントロールされていた感じで、何だか日本と同じ病に陥っているような印象も受けてしまいました。
・・・とかいって、イタリアが足許救われると困るんですが・・・
Posted by 47th : 2006年06月13日 00:29
>そらまめさん
そうなんですよ(笑)
今日もビデオ撮りしていたイタリア戦を見ながら、ピルロの活躍にはしゃいでいました。
トッティいない方がピルロが生きるから、いいんじゃないのと思ったり・・・
>vaboさん
そうそうWCに絶対はありませんし、何と言っても予選リーグから見る者を飽きさせないブラジルですから、今回も何かやってくれるかもしれませんし(笑)
ともかく、クロアチア対策ですよね。
3点とられているわけですし、却ってチームとしての目標は定めやすいでしょうし、ここ一番の集中力を期待しています。
それにしても、今日のチェコ、というかネドヴェドは凄かったですね。守備陣も手堅いし、今日の試合を見る限りはイタリアよりも隙が少ない感じもしますよね。
>しかし、2004でも活躍していたロッベンが
>まだ23歳・・・もう30歳くらいと勘違いしてました^^;
あのルックスと態度のでかさのせいですよ、きっと(笑)
Posted by 47th : 2006年06月13日 00:38
Posted by vabo : 2006年06月23日 08:30
>Vaboさん
そういえば、グッチーさんのブログでも、何か書いてましたね。
あの若さで、サッカーだけでなく人生の修羅場をくぐっているところが、あの意思の強さをつくっているのかも知れませんね。
決勝Tでの活躍にも要注目ですね^^
Posted by 47th : 2006年06月23日 22:21