みのもんた(60)が今月3日、キャスターを務めるTBSの朝のニュース情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」の中で失言し、スポンサーが降板していたことが22日、明らかになった。ビールの効用について語った際「ビオフェルミンなんかのむよりビールを飲んだ方がいい」と発言し、同番組のスポンサーだったビオフェルミン製薬(本社・神戸市)が降板した。
ちょっと堅い話が続いたので、肩の力の抜ける話題で^^
こういう失言は、私も身に覚えがあるので、ひとごとではないんですが、何せスポンサーですから、顔に泥を塗るのはプロとしてあるまじきなわけですが・・・ビオフェルミンさんの降板とか、番組で「不適切でした」という謝罪をするという対処が、ビオフェルミンさんにとってベストの選択肢だったんでしょうか?
みのさんの失言は、もちろんスポンサーとしてみれば腹立たしいわけですが、これはもう「起きてしまった」ことなので、どうしようもないわけです。
であれば、その「起きてしまった」ことを、どういい方向に持っていくかというのを考えた方が何か建設的だったんじゃないかなという気もします。
・・・たとえば、本当にビール(まあ、みのさんご愛飲のビールとトマトジュースを割ったものでもいいんですが^^;)とビオフェルミンどちらがいいのかを「知ってるつもり」風に番組内でやってもらうとか(・・・ビールの方がいいという結果が出たら、やぶへびですが・・・まあ、そういうことはないとして)、で、予定調和的に「ビオフェルミンの方が体にいいですね。まいりました」ぐらいのことをみのさんにやってもらえれば、商品イメージも企業イメージもすごくアップするような気もするんですよね。
ピンチの後にチャンスありというか、企業の危機管理のやり方にも、もっと創造性があってもいいような気がします。この辺の「真面目さ」とか「堅さ」で日本人が損をしているところって、結構ありそうな気がします。
また、JR西日本の話に戻っちゃいますけど、ろじゃあさんやtoshiさんがとりあげていらっしゃるマンション住民の補償問題なんかも、この辺りの創造性・・・というか、横文字で言うとウィットの方がしっくりくるんですが・・・この乏しさが問題を複雑化している一因になっているんじゃないかとか考えたりしてみました。