ゼミの発表やらペーパーでてんぱっているので、更新がとぎれがちですが、ちょっと新日本無線TOB前後の株価の動きを、ごく単純なイベント・スタディの手法で見てみましたので、ご参考までに。
データは11/2から11/25まで、リスクフリーレートは10年もの国債、βはブルームバーグの公表している値を使って、TOPIXとのARをシンプルに計算しただけのものです。(株価、指数値は全て各日の終値ベース)
このチャートの中では、Day 4 = 日清紡によるTOB(840円)の発表、Day 12=村上ファンドによる対抗TOB(900円)の発表となっています。(明らかにCARがジャンプしているので、一目瞭然ですが^^;)。
まあ、一社だけの動きを云々することは、本来は適切ではないんですが、ここまでの株価の動きだけでも、市場の効率性を考える上ではなかなか興味深い事象が・・・
金曜日には日清紡がTOB価格上昇を発表しているので、それに対する反応も注目ですね。