世の中には好きとか嫌いとかいう尺度を越えて、何というか、頭でも心でもなく体が反応してしまう音楽というのがある。
Magma/ MAGMA Live [ April 27, 2005 ]
実は、ぼくがMAGMAを知ったのは、学生時代、当時のガールフレンドに連れられて吉田達也(ルインズ、高円寺百景)のMAGMAコピーを法政大学の講堂に見にいったとき。 確かMDKを中心にDE FUTULAもやったような記憶があるのだが、ともかく何というか異常な体験。 指先まで耳になったかのように、異様に感覚が聴覚寄りにひきつけられる。 しかし、それは例えばJohn Sykesのギターソロの一音一音に意識を集中するというのとは、全然違う。 運転しているときに「寝てはいけない寝てはいけない」と思いつつ、どうしようもなく眠気が襲ってくるのに近い。 それ以後、怖いものみたさ(ききたさ)で本家を聞きはじめる・・・が、本家は更に危険。 もともとフランス語も分からないので、コアバイ語と言われても、同じようなもんだが、聞き始めると他のことができなくなる。 よく分からないが、半日ぐらいひらすら聞いていたら、神様が見えてくるかもしれない。 そのぐらいヤバイ。 しかし、ヤバイものほど魅力的なのも事実。 下手なお薬や宗教よりも、よっぽど「遠く」にいける。 勿論、いろいろとアルバムはあるのだけど、やはりこの"LIVE"が基本。 ここからMDK、UDU UDUあたりに流れていくのがいいと思うのだけど・・・MDKって、邦盤出てないんだっけ?
Posted by 47th : | 05:03 PM
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